淑与野ニュース

【中学受験】第4回の学校説明会の概要

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先週の木曜日、12月12日に第4回目の学校説明会を開催しました。平日にもかかわらずたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。当日の概要を簡単にご紹介します。さまざまなご事情で説明会に参加いただけなかった方は、ぜひともご一読ください。


【1】 学校について

学校長里見裕輔および教頭黒田貴より、学校の教育方針についてお話しました。

1) 心の教育について

建学の精神を端的に表している言葉として、経文の一節である「一切衆生悉有仏性」を紹介しました。これは、生きとし生けるものはすべて、生まれながらにして立派な人物になる素質・可能性を持ち合わせている、という意味です。淑徳与野中学・高等学校は埼玉県でも有数の進学校として知られていますが、大学合格という結果だけを求めるのではなく、一人ひとりが夢を持ち、その夢を実現するための目標を立て、将来「立派な人物」になろうと考える生徒を育てる「心の教育」に努めています。

2) 進学指導について

2013年3月に卒業した中高一貫3期生は92.1%、76名中70名が現役で4年制大学に進学しました。浪人した6名はいずれも医学部志望です。本校が現役進学を推進するの理由として、これからの時代、4年制大学を出て、就職してそのまま終身雇用の企業で働くというケースは少なくなっていることがあげられます。大学卒業後、大学院へ進む比率も高くなっていますし、いったん社会に出てからでも、再び、国内外の大学・大学院で学び直すという人も増えています。実際に、本校出身の卒業生でも、女子大卒業後、東大の大学院へ進学している研究者もおります。浪人して一年間予備校に通うより、早く大学へ進んで、もの足りなければ、さらに次のステップで自分の目標に合った学びを続ける方が、夢に近づけると考えるからです。
そのために、高校における受験指導には、ひときわ力を入れています。通常のカリキュラム以外に、各種講座やサポートシステム、教員によるきめ細かな指導がなければ、9割以上の現役進学率を維持することはできません。一方で、現役時代の通塾、通予備校率も低いのが特徴です。進学校ですと中学時代からすでに30%~40%は塾に通っているようですが、本校では10%台。難関大学に進学した卒業生たちに聞いても、「塾や予備校に通わず、学校の勉強だけで受験準備した」という生徒が多いことが分かります(淑与野Channelsをご覧ください)。

3) 女子教育について

本校は創立以来女子教育を行ってきました。もちろん、共学の良さ、別学の良さはありますが、10代後半の大切な時期、勉学にいそしみ、クラブ活動や委員会活動など、学校内での様々な活動においてリーダーシップを持って取り組むうえで、女子校の利点は大きいと考えています。また、中学校までは学年3クラスの少人数教育が特徴ですが、高校に入ると外部からの入学者が6クラス増え、一気に大規模校になります。勉学の面でも、学校行事の面でも競争が激しくなり、そのことによって中高一貫教育でありがちな「中だるみ(中学校3年生ぐらいで伸びが止まる現象)」を押さえています。

4) 国際教育について

仏教主義による「心の教育」、「進学指導」と合わせて「国際教育」を教育の柱に据えています。日常的には、英語教育に力を入れると同時に、世界7カ国に姉妹校、提携校を持ち、それぞれ長期・短期の国際交流プログラムを組んでいます。中学校では、「土曜講座」で中国語を学び、2年生の秋には、生徒全員が台湾の姉妹校を訪問します。高校では、2年次にアメリカ修学旅行を実施し、全員がホームステイを体験します。したがって、卒業までに最低でも2回の海外体験ができることになります。このほか、中学3年の春休みには、英国語学研修、高校に入ると、1年留学、3カ月留学プログラムがあったり、タイ、韓国、オーストラリアなどへの短期プログラムもあり、希望者は参加できます。ホームページ(中学高校)で詳しく紹介していますので、ご覧ください。


5) 高校移転について

2015年に、高等学校が、中学の隣接地に移転します。これによってこれまで以上に中高の連携がとれ、一貫教育が推進できます。
また、新高校校舎は「エコ&スマートスクール」。最新鋭の設備を備えた校舎の中で、充実した学校生活が送れます。

【2】 入学試験について

説明会では、各科目の出題傾向や対策についてお話しました。

試験科目は4教科で国語100点、算数100点、理科50点、社会50点、合計300点です。4科目の合計点で合否を判定しますので、科目ごとの点数による「足切り」はありません。

1) 算数
大問が6題あります。大問1と大問2は基礎問題の集合ですが、ここでしっかり点数をとらないといけません。大問3,4,5のように図形の移動などが出題されるのが本校の特徴です。今年は「折り紙と多角形」に注意してください。「折り紙」の問題は過去にも出題していますので、その問題をぜひ練習してください。なお、試験中に問題用紙などを折ることは禁止しています。ご注意ください。
2) 国語
大問2問で、一つは小説、もう一つは今までは随筆を出題していましたが、今年は少し読みにくい論理的な文章の問題を出題します。記述・選択肢の問題とも生徒の言葉の力を問いたいと考えていますので、文章全体から読み解く問題を出題しており、その問題の出来・不出来が合否のカギとなりそうです。
3) 社会
昨年度より理科と一緒に50分で解く方式になったので、試験時間が実質25分ということなりました。そのため、論述の問題を2題に減らしています。しかし、配点は1題4点と高くなり、かえって論述問題のウェイトは高まっています。まだまだ全体として問題量は多めですが、論述問題をしっかり解くことが合否のカギとなりそうです。
4) 理科
こちらも大問を1つ減らして4題にしました。難易度は例年通りですので、全範囲について基本的なことをしっかり学び、日頃から正確に計算する習慣を身につけましょう。例年、グラフの読み取りや計算問題、論述問題などで、点数に差がついています。社会と合わせて50分ですので、時間配分には充分注意しましょう。

【3】 出願手続きに付いて

いよいよ2014年度 第1回入試の願書出願初日(12月21日)が近づいてきました。
入学案内やホームページにも書いてありますが、あらためて出願についてご案内します。

本校では初日に発行する受験番号は先着順ではなく、抽選によって決めています。
第1回入試はおよそ1000人の方が受験され、試験会場は中学校舎と高校校舎に分かれます。例年中学校舎での受験を希望される方が多いのですが、中学校舎では360人しか受験できず、それ以降の受験番号の方は高校校舎で受験していただくことになります。そのため早い受験番号をお望みになる方が早朝から並ぶことのないよう、初日のみ抽選としています。どうぞご理解ください。

抽選の方法は次のとおりです。
1)10時~12時:到着順に整理券を発行します。
2)12時~:整理券番号順に抽選を行い、受験番号が決まります。
3)受験番号が決まった方から順番に出願手続きをしてください。

10時から12時の間に整理券を受け取られた方は12時の抽選会が始まるまでの間、外出されても差し支えございません。
昨年は699人の方が抽選会に参加し、最後の方の抽選が終わるまで約1時間かかりました。今年はさらに多くの方の参加が予想されますので、時間も伸びそうです。

願書受付初日は今年もかなりの混雑が予想されます。高校校舎での受験でも構わない、という方は他の日にゆっくりお出でください。高校校舎へはさいたま新都心駅からスクールバスがピストン輸送しますので、交通の便に関しても問題はありませんのでご安心ください。
願書は明年1月7日(火)16時まで受け付けております。

なお出願においでいただく前に、もう一度出願書類のご確認をお願いします。
願書には必要事項をお書きの上、受験料振込証明書を願書の裏に貼付してください。
顔写真の貼付も忘れないでください。

ご不明の点がありましたら、遠慮なくお電話で学校にお問い合わせください。
(黒田)

2013年12月18日 20:24