淑与野ニュース

文化祭とアクティブラーニング

今年の淑煌祭も、大変な盛り上がりのうちに幕を閉じました。さいたま新都心駅に近い新キャンパスに高校が移転して2年目、使い勝手の違う環境で、生徒たちは創意工夫を凝らして文化祭を運営しました。
大盛況のうちに終わった文化祭ですが、その陰で、この大イベントをアクティブラーニングの視点で注目していた教員チームがあります。

「クラスの出し物の準備が進まないが、手伝うべきか、見守るべきか」「○○部の部長が自信をなくしている。どう声をかけようか」「クラスがまとまってきた。でも、まだ参加意識に差がある」「面倒を見過ぎないようにしよう」「ルール違反をしたグループがある。ルールの良し悪しではなく、文化祭は決まりの中でどこまでやれるかを追求すべきであることを徹底しよう」「中1、中2、中3の展示は学年間での成長を確認できる」。そのチームでは、日々このようなやり取りがあり、意見交換が行われていました。

このチームとは本校のアクティブラーニング推進委員です。 社会的に注目の集まるアクティブラーニングは、グループワークによる授業や実験や討論を行う授業など、授業の形にとらわれがちですが、本当に大切なのは、生徒たちが自ら考え、行動し、お互いに関わりあうこと。文化祭は、生徒たちのアクティブさを磨くまたとない機会です。

教員にしてみると、見守るというのは忍耐が必要です。「危ない」「まどろっこしい」「もっとこうすれば」と言いたいことはたくさんありますが、そこはじっと我慢して、生徒たちで解決し、前に進むのを待ちます。おかげで今年も、普段見られない生徒のがんばりや特技など、たくさんの発見がありました。

2016年6月28日 23:30