卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生R.K.さん

子どもの気持ちを考え
寄り添える
小児科医になりたい!

R.K.さん

小さいころに訪れた病院で、患者さんと接する医師の姿に憧れて、幼稚園、小学校のころはずっと医師になりたいと思っていました。中学に入って、医師への道の難しさと自分の実力を見比べられるようになり迷うこともありました。特に淑徳与野の中学校に入学したての頃は、成績も振るわず、とても医学部は無理かな、と思った時期もありました。

人の命を支える医療の仕事として、薬剤師や看護師などの道も考えましたが、やはり患者さんと向き合って症状を判断し、治療法や薬の処方を考えるのは医師の仕事。責任も大きいけれど人を救える喜びはとても大きいと思い医学部一筋で考えるようになりました。

中学1年次から学校の勉強にしっかり取り組んでいたので、徐々に成績も上がり、そのことも医学部をめざそうという気持ちを後押ししてくれました。

勉強だけでなく、さまざまなことに視野を広げる機会もありました。「仏教主義」もその一つです。6年間で何度か「淑徳の時間」という授業があるのですが、そこで人として生きていくための大切な考え方を教えていただきました。特に印象に残っているのは高校3年生のときに教えていただいた「ご縁の大切さ」です。「今、このクラスの誰か一人でもいなければ、このクラスはないし、今という時間もない。たくさんのご縁がつながって今があるんだ」というようなお話しでした。

この学校に入って、かけがえのない友だちや一生懸命サポートしてくださった先生方がいて、これから医師の道を歩んでいける。大学でも、その先の病院でもたくさんの医療関係者の方々と出会うだろうし、そういう仲間がいなければ医療は成り立ちません。医師としての生き方を強く考えさせられた授業でした。私がめざしているのは小児科医です。子どもは自分の症状や気持ちをうまく言葉で表すことができません。そんな子どもの様子から病状を判断し、子どもの気持ちを考えて寄り添える小児科医をめざします。

R.K.さん

Profile

R.K.さん
山形大学 医学部 1年

2020年3月卒。中学校では科学部、高校では華道部、放送委員会で活躍。読書、ピアノ演奏、音楽を聴くことが趣味。

なぜ淑与野へ?

きっかけはよく覚えていないのですが、小学校5年生の冬ごろに突然「中学受験したい!」と自分から言い出したようです(笑)。それから準備を始めたので合格ラインにたどり着くのがようやくでした。淑徳与野は学校見学に来たときに、校舎がきれいで明るく楽しそうなところだと思って決めました。「この学校に行きたい!」という一心で勉強していたので「受験勉強が大変だ!」ということもなかったですし、「ダメだったら公立に行こう」と覚悟を決めてがんばりました。

後輩にメッセージを

目標を持って大学受験をするのは大切なことですが、やはりつらいこともたくさんあります。思うように準備が進まなかったり、成績がなかなか上がらなかったりして、勉強を投げ出してしまいたくなることも……。でも、周りには励ましてくれる友だちや先生や家族がいることを思い出してください。私の高校時代を思い返してみて、一番印象に残っているのは高校3年の4月、受験勉強が本格的にはじまってとっても苦しんでいた時期に行った鎌倉研修です。江ノ島水族館、鎌倉大仏、江ノ電……。みんなで歩いて、食べて、笑って、とても楽しい一日でした。そういうときにはおもいきり羽を伸ばして、最後までほんとうにあきらめないでがんばってほしいなって思います。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。