卒業生Voice

信頼される医師になり、
地域医療に貢献したい!

小さいころ、「私は大きくなったらプリキュアになりたい!」と言い続けていていました。それは、学歴に対するコンプレックスの裏返しでした。父は医師。兄も医師をめざし、親戚にも医師が多く、幼いながらに「私はお医者さんになれるのだろうか」というプレッシャーを感じていたのだと思います。淑徳与野を選んだのも、医学部への進学実績があったからです。入学後も医学部に進むためには常にトップクラスの成績を維持しなければならず、努力を続けながらも、息苦しさを感じていました。
そんな中で、私の気持ちの持ち方を変えるきっかけになったのは「淑徳の時間」という、道徳の授業で聞いた、メークアップアーティストのお話です。その方はゲイであることにコンプレックスを感じていたのですが、同じコンプレックスを持っている人たちを集めて、コンプレックスを強みに替えようという活動をはじめ、その行動によって自分も自信を持つことができ、活躍の場が広がっていったというお話でした。「コンプレックスがあっても、行動することで人は変われる」という言葉がすごく印象に残り、自分も変われるかもしれないと思ったのです。
「女の子なんだから無理に(医師に)ならなくていい」と言われて、それに甘えるのではなく、自ら行動することが大切だと決意を新たにして、受験にも向かっていくことができました。父は耳鼻科医で、地域の人たちにとっての「かかりつけ医」。一緒に街を歩いていても、よく声を掛けられ、みなさんに信頼されている姿を小さいころから見てきました。コロナ禍で地域医療のあり方がとても大切になってきている今、私も、本当に地域の人に信頼される医師をめざしたいと思っています。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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