SYS_GB_2023
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y Future is NM未来に向かってow7淑徳与野いちばんのおもいで2022年3月選抜B卒名古屋大学 法学部1年2022年3月MSコース卒早稲田大学文学部1年卒業生たちに聞いた高校生活と未来。A.T. さん2022年3月 選抜B卒慶應義塾大学 法学部1年2022年3月選抜C卒慶應義塾大学法学部1年2022年3月選抜A卒東京理科大学理学部1年2022年3月S類卒東京理科大学薬学部1年高2の研究小論文で、若者の活動と政治について考えたこと。自分自身と向き合い、自分のやりたいことを確認することができたから。2022年3月S類卒上智大学外国語学部1年2022年3月MSコース卒立教大学法学部1年続きはホームページでH.N.さん 私は国立大学受験をめざしていたので、類型は5教科型受験に対応した選抜Bを選びました。最終的には、FIT入試という総合型選抜で慶應義塾大学の法学部に進学することに決めたのですが、その決め手は、高校2年次に取り組んだ「研究小論文」です。私が選んだテーマは「若者と政治」。16歳の環境活動家として知られるグレタ・トゥーンベリさんの影響で始まった「Fridays for Future」という若者のデモ活動を取り上げ、若い人たちの声がなぜ政治に取り上げられないのかを考えました。 研究小論文はテーマ選びから論文執筆、クラス・学年でのプレゼンテーションまで1年近くかかる取り組みです。テーマによってその分野を得意とする担当の先生が決まり、添削指導を受けながら論文を仕上げていきます。何となく「面白そうだから」と思って選んだテーマでも、時間をかけて関連書籍や資料を読み、論文として仕上げていく中で、自分がなぜこの問題と取り組んでいるのか、問題を解決すM.T.さんS.Y.さんM.K.さんK.M.さんるために何ができるのかと、自分のやりたいことを確認し明確にすることにつながりました。 志望大学選びの考え方も変わりました。偏差値で選ぶのではなく、「政治をしっかり学べるのはどこか」と考え、入試方式との相性も考慮して決めました。 最終的に5教科型の一般入試は受験しなかったのですが、選抜Bのクラスに入ったことはすごく意味があったと思っています。文系科目から理系科目まで幅広く学び、他の国立大学に進学する友だちに負けないだけの学力を身につけたので、それが総合型選抜の課題論述や口頭試問にも役立ちましたし、これからの大学での学びや、メディアを通じて誰もが生きやすい“インクルーシブな社会”を実現したいという将来の夢にもつながると思うからです。C.K.さんR.Y.さん女性裁判官になって夫婦別姓や同性婚などの問題に取り組みたい! 裁判官をめざしています。現在、女性裁判官の比率が低く、夫婦別姓や同性婚など、現代になって出てきた問題に女性の目線が必要だと思うからーー。慶應を選んだのも、司法試験をめざすコースが充実しているからです。学習アプリを開発するシステムエンジニアになりたい! コロナ禍で情報技術の可能性を実感し、データサイエンスの道を選びました。システムエンジニアになって、勉強が苦手で嫌いな子どもたちでも、わかりやすくて楽しく利用できる学習アプリを開発したいです。薬剤師になって、安全な治験を考える開発職で働きたい! 「治験」とは、薬やワクチンの効果と安全性を確認するためのモニター試験のこと。薬の開発には欠かせない工程です。薬剤師として開発職に就き、安全で迅速な治験の実施に関わっていきたいと考えています。法律と政治を学び、よりよい社会の実現に貢献したい! 法律や政治に関心があり、テレビの国会中継や報道番組をよく見るようになりました。今も関心があるのはコロナ禍やウクライナ問題。大学で法律を学び、よりよい社会のためにどう貢献できるのかを考えていきます。日本語の“魅力”を伝えられる教師になりたい! 中学でも高校でも素晴らしい国語の先生に出会い、私自身も国語の教師をめざすようになりました。社会のグローバル化が進む中で、もう一度日本語の重要さと美しさを伝えていけるような教師になりたいと考えています。世界の貧困や紛争の解決につながる活動をしたい! インターナショナルプログラムで海外生活を体験したことが一番の思い出。大学では、語学力だけでなく、国際関係や国際協力に関することを学び、将来は世界の紛争や貧困を解決するような活動に携わりたいと考えています。企業間契約に携わり、世界中の商品を日本に広めたい! 海外のものを日本で販売したり、逆に日本の商品を海外に紹介しようというときに、必ず問題になるのが登録商標や著作権などの権利のこと。大学で法律を学び、法に基づいた国際企業間の取引に関わりたいと考えています。メディアを通じて、誰もが生きやすい“インクルーシブな社会”を実現したい!動き出した卒業生My Future

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