卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生R.K.さん

日本語の
表現の面白さを
伝えたい!

R.K.さん

私立大学文系学部をめざす選抜Cというクラスの特長は、英語や国語のレベルが高いこと。英語の授業は週に6コマから7コマもあります。その中にはネイティブの先生による授業や、大学の入試問題演習を専門にやる授業もあり、高いレベルの大学を目指して切磋琢磨できる環境がありました。

私が好きなのは国語の授業です。とにかく先生の知識が豊富で、同じ題材でも、作者のこと、文章が書かれた時代背景のこと、表現技法のことなど、教科書にかかれていないような知識が溢れるようにわいてきて、そのお話に引き込まれてしまいます。

特に印象に残っているのは芥川龍之介の『羅生門』に登場する老婆の表現です。「背の低い、痩せた、白髪頭の、猿のような」と表現される怪しげな老婆が、物語が進むにつれ、作者の表現によって、恐ろしく見えたり哀れに見えたりしていきます。私は読書が好きで、たくさんの本を読んできましたが、いつも話の内容や展開だけを楽しんでいました。しかし、著作物の背景や、言葉の意味をシッカリと理解することによって、もっともっと深く、筆者の意図を読み取り、作品を深く楽しむことができるのです。

難しい表現を、わかりやすく、面白く説明してくれる先生もいました。たとえば、古文で出てくる「Aいわんや~、Bおや」の表現。「Aでさえこうなのだから、ましてBは言うまでもない」という意味の慣用句ですが、「女子校で女友達ばかり、いわんや彼氏おや(彼氏なんかいるわけがない)」と自虐的な例文でクラスが大笑いになったこともあります。

私が教育学部を選んだのも、このような個性的な先生方が、ご自身の専門分野について楽しそうに話してくださる授業が印象に残っていたからです。教師になるかどうかはまだ決めていませんが、日本語の面白さ、奥深さを伝えるような仕事に就きたいと思っています。

R.K.さん

Profile

R.K.さん
早稲田大学 教育学部 1年

2020年3月選抜C卒。吹奏楽部に所属し、パートはクラリネット。趣味は読書。

なぜ淑与野へ?

校舎がきれいで、進学実績もよかったから。高校入試で「理科」「社会」が苦手だったこともあり、3教科で受験できる淑徳与野を単願で選びました。大学受験もできるだけ負担の少ない3教科型で行きたかったので、迷わず私立大学文系学部をめざす選抜Cを選択しました。また、中学のときからやっていた吹奏楽を高校でも続けたかったので、文化祭のときの演奏を見学し、すごく楽しそうに演奏しているのを見て、ここに入りたいなと思いました。

後輩にメッセージを

淑徳与野は私立高校なので、第一志望ではない人もいると思いますが、最終的には入ってよかったなと思える学校だと思います。先生方の授業がとても面白くて、すごい親身になって自分の悩みや進路のことを相談できるので後悔はしないと思います。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。