卒業生Voice
世界水準の研究環境で
キノコの生態に迫りたい!
私は中学受験の際、併願校として淑徳与野を受験しましたが、結果的にこの学校で過ごせたことは本当に良かったと感じています。中学では吹奏楽部、高校では弓道部に所属し、どちらも楽しく、勉強と両立させながら活動できました。女子校という環境は私にとって居心地が良く、静かで真面目な雰囲気の中で、同級生や先生との距離も近く、自分らしく過ごすことができました。
勉強面では、「勉強が当たり前」という学校の空気が、自然と学習習慣を身につけるきっかけになりました。小テストや課題が多く負担に感じることもありましたが、「何が必要かは自分で考えて取り組みなさい」という先生の言葉が印象に残っており、自分で取捨選択しながら学ぶ姿勢を育むことができました。
特に印象的だったのは、高校で取り組んだ「研究小論文」です。昆虫食をテーマに、自分の興味を深く掘り下げることができ、調べることやまとめることに意欲的に取り組めました。もともと自然が好きで、生物に関心があった私は、高校3年の夏に参加した東北大学のオープンキャンパスで、「キノコに電極を刺して菌同士のシグナル伝達を観測する」という研究に出会い、農学系への関心が高まりました。
仏教には「生きとし生けるものの命はすべて大切」という教えがあります。高校時代、先生から「虫や植物にも等しく命がある」という話を聞いたとき、私はその言葉に強く共感しました。この考え方は、私が農学を志し、キノコの研究に興味を持つようになった背景にもつながっています。動かないけれど確かに生きている森林や菌類の世界に触れたとき、そこにも命があり、私たち人間と共生しているという実感が湧きました。
将来的には、キノコの研究を通して森林の仕組みを理解し、地球環境の保護に貢献できる研究者になりたいと考えています。命の尊さを学び、それを科学の視点で深めていくことが、私のこれからの学びの軸です。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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