卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生M.O.さん

建築士になって、
暮らしがより豊かになる
空間を作りたい!

M.O.さん

女子校のいいところは、緩やかで温かい空気感だと思います。たとえば、運動が得意でも不得意でも、冷やかされたりバカにされたりすることはなく、みんなが温かく見守って応援してくれますし、文化祭やスポーツ大会のような行事では、お互いに声を掛け合って、助け合うこともできます。

勉強の面でも、みんな自分のペースでやりやすい環境だったと思います。私は、コツコツ記憶するような科目が苦手で、高校1年生ぐらいまでは成績は伸び悩んでいました。高校2年になって、理系大学受験に合わせたカリキュラムになると、集中力も高まり、成績も伸びていきました。

早い時期から理系をめざすことは決めていたのですが、理系にどんな分野があるのかもわかっておらず、ひとつずつ調べていて「建築」にたどり着いたという感じです。

今の日本には「空き家」がたくさんあります。空き家というのは、本来なら誰かがより豊かに暮らせたかもしれない空間であり、それが、だれも使わずに放置されているのはとてももったいないことだと思いました。その無駄な空間を作り変えることによって生かしていけるような仕事をしたいと考えたのです。図面を引いたり、模型を作ったり、考えたものを形にする仕事は、とても楽しくてやりがいのあるものだと思います。

大学は、「どうせ行くなら」と、私立最難関の早稲田をめざしました。将来は、空き家のリノベーションで、より多くの人が豊かになれる空間を作っていきたいです。

M.O.さん

Profile

M.O.さん
早稲田大学理工学部へ進学

2023年3月卒。中学、高校とバドミントン部の所属。選挙管理委員会(中学)や中央委員会(高校)でも活躍。 淑徳与野でよかったと思うのは、友だちに恵まれたこと。

なぜ淑与野へ?

仲のいい友人が受験すると聞いて、私も入りたいと思いました。みんながすごく穏やかで、楽しむときは楽しむという姿勢もあって、自分に合っていたなと思います。今、卒業してみると、「ああ、学校でみんなと会うことがこんなに楽しかったんだな」とつくづく思います。

後輩にメッセージを

淑徳与野に入って本当に良かったなと思うのは、女子校でみんなすごく穏やかで、でも、楽しむときはちゃんと楽しむっていう姿勢もあって……。それが自分には合っていたなと思います。これから入学されるみなさんにとっても、この学校で過ごす6年間は、人生の中でもすごく大切で濃い時間になると思うので、その時間を大切にしてほしいと思います。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。