卒業生Voice
災害が起きても
すぐに復旧できる
国づくりをしたい!
私は関心のあるテーマを探究することが好きで、学校の教科外活動も楽しみながら取り組んできました。例えば、中学校の「創作・研究」では「お茶」がテーマ。同じ日本茶でも飲む時間帯や目的によって種類が違うのはなぜかとか、緑茶もジャスミン茶も元は同じお茶で発酵のさせ方が違うだけとか、新しい発見がありました。研究に際しては、図書館司書の方に相談したり、企業にメールをしてインタビュー依頼したりと、調査活動そのものも楽しくて、とてもいい経験になりました。
高校時代には、埼玉大学の高大連携プログラム「HiGEPS」に2年間参加し、理工系の多様な専門分野を持つ先生に指導していただきながら、大学レベルの研究活動を経験することができました。中学・高校でのこのような探究活動の経験は、大学の総合型選抜でも大いに生かされました。
「まち」に関心を持つようになったのは、小学生の頃、父の仕事の関係で上海に住んでいた経験からです。オートバイ専用道路があるなど、日本とまったく違う上海の街の構造に興味を持ちました。以来、旅行でも観光地より、その土地の暮らしや街並みの違いを観察するのが楽しみでした。高校2年のアメリカ修学旅行では、アジアと欧米の街の違いに驚き、「まちづくり」をより深く学びたいという思いが強まりました。
大学では、まちづくりとともに災害対策にも関わる研究をしたいと考えています。日本では地震や豪雨などの自然災害が頻発しており、地盤災害によって緊急車両が通行できず、救助や復旧が遅れる事例もあります。進学先である九州大学工学部土木工学科では、自己回復型の地盤改良技術に関する先進的な研究が行われており、フィールドワークや実践的な学びが重視されています。将来は、地震などによる地盤災害からの迅速な復旧を可能にするまちづくり・国づくりに貢献したいと考えています。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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