卒業生Voice
紛争や貧困を解決する
手助けのできる
仕事がしたい!
「英語が話せるとカッコイイ!!」という単純な気持ちから「国際関係」や「国際協力」の分野に興味を持っていました。淑徳与野でも国際交流プログラムに参加して海外生活を体験したいと思っていたのですが、コロナ禍の影響もあったので、私は海外渡航のプログラムはあきらめ、淑徳与野の学校内で行われた「エンパワーメントプログラム」に参加しました。
これは、海外からの留学生(大学生)とチームを作り、3日間にわたってオールイングリッシュでディスカッションし、最終日にはその成果を英語でプレゼンテーションするというものです。このときの経験から、言葉が伝わらないことのもどかしさを感じ、外国語を話せるようになりもっとたくさんの人と意見を交換できるようになりたいと思うきっかけになりました。
高校2年次の「研究小論文」では、国際社会の大きな課題でもある「地球温暖化」について調べました。深く調べていくと、温暖化問題というのは「ガソリン車をやめてCO2の排出量を減らそう!」という単純なことではなく、途上国の貧しい人たちが畑を焼き払わなければ生きていけないなど、様々な要因が絡んでいることを知り、大学でもっと深く学びたいと思う進学動機につながりました。
中学1年のオリエンテーション合宿で行う「ドリームワークショップ」に始まり、「インパクト体験棚卸し」、「創作研究」、「ディベート大会」など、少しずつ段階を踏んで将来のことを考える機会を作っていただいたことが、大学選びや進路選択につながって、とてもよかったと思います。
大学は国際教養学部に進むのですが、留学をして、たくさんの知らない文化や考え方に触れ、紛争やそれに伴う貧困の現状を学び、自分が出来る最大限のことが何かを見つけたいと考えています。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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