卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生M.M.さん

人それぞれの幸せの形が
認められている社会にしたい!

M.M.さん

淑徳与野のいいところは、個人が尊重されているところ。趣味や考え方が違っていても、お互いを認め合って仲良くできるところです。女子校だからということもあるのだと思いますが、人と付き合うのがあまり得意ではない私にとって、心地よい環境でした。

大学は、早稲田の文化構想学部に進みます。文化構想学部は、細かな学科に分かれることはせず、1つのテーマに対して、哲学・社会学・倫理学など様々な視点から考えることができるので、その点に惹かれました。

大学に入ってまずやりたいことは、高校の教科書に出てきた「場所」「建物」「作品」などを、実際に見に行くことです。たとえばドイツにあるケルンの大聖堂。教科書の写真で見る真っ黒なゴシック建築の迫力を自分の目で見てみたいです。受験のために学んできたことに、どれだけの意味があるのか、自分の目で確かめたいからです。

将来について考えているのは、多様性を認める社会を築くことです。幸せの形は人それぞれ。結婚する・しない、子供がいる・いないなどとは関係なく、人それぞれの生き方が尊重されるべきです。当たり前のことに疑問を持ち、性別や役割の固定概念にとらわれず、だれもが自分らしく生きられる社会の実現に貢献したいと考えています。

M.M.さん

Profile

M.M.さん
早稲田大学文化構想学部へ進学

2023年3月卒。中学では演劇部、高校では陸上部に所属。保健委員会(中学)、聖歌委員会(高校)でも活躍。「入学式や卒業式で仏教歌を歌う聖歌委員は、今後なかなかできないことなので、経験できてよかったと思います」

なぜ淑与野へ?

「女子校」という環境に興味があって淑徳与野に入学しました。よかったと思う点の一つは環境。広々とした空間、静かな図書館、少しざわめきがあるカフェテリアなど、気分に合わせて過ごすことができます。

後輩にメッセージを

他人と比べず、自分を信じることが大切だと思います。どの学校に進むか、そのためにどんな準備をすべきか……。選択肢は多くて正解はありませんが、「自分なら大丈夫!」と信じて頑張ってください。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。