卒業生Voice

総合診療医になって
医師不足の地域に住む人々の
健康と命を守りたい

医師をめざすようになったきっかけは女性医師が活躍するテレビドラマを観て。医療の力で人を助ける姿に憧れました。医学部受験は厳しい道のりでしたが、それを乗り越えることができたのは、淑徳与野の環境があったからだと思います。
ひとつは、同じような目標を持った友だちと3年間同じクラスで切磋琢磨できたこと。特に、担任の先生が「医学部に行きたい」という私の夢に、つねに肯定的に向き合い、応援してくださったことです。何よりも心強く感じました。
そしてもうひとつ、弱気になる私の背中を押してくれたのが「淑徳の時間」という授業です。この授業は仏教の教えを通じて人としての生き方を考える時間です。あらためて自分が何のために医師をめざすのか、医師として何をしたいのかを考える場にもなりました。たとえば、教えてくださっている先生自身が行っている、被災地や地域の貧困問題に取り組むボランティア活動のことを聞けたこともそのひとつ。こんなに身近に社会のために活動している人がいることを知り、私にもできる! と可能性を感じることができました。
印象に残っているのは「坂道」の話です。「同じ坂道でも、上から見ている人と下から見上げる人では見え方は大きく違う。人と人との間には必ず『坂道』があるので、相手からどう見えているかを想像することが大切だ」というお話で、医師と患者さんの関係にも通じるものがあると感じました。
私は、外科医、内科医、小児科医などのように専門分野に特化するのではなく、さまざまな病気やケガに対応する“総合診療医”になりたいと考えています。医師不足の地域に住む人々の健康と命を守る医師をめざします。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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