卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生H.N.さん

女性裁判官になって
夫婦別姓や同性婚などの
問題に取り組みたい!

H.N.さん

私の夢は裁判官になること。夫婦別姓や同性婚など、現代になってから出てきた問題の中には、男女の性別に関わることがたくさんあります。それなのに、裁判官の女性比率はわずか2割ちょっと。そういった問題の判決を任されるような裁判官になることが目標です。

そのステップとして何としても、慶應義塾大学の法学部に合格したいと思って勉強しました。慶應義塾大学は昨年度の司法試験合格者数では全国一位。2年次から受験に必要な科目を履修する「法曹コース」が用意されており、司法試験をめざす環境が整っています。

私は、淑徳与野でも私立文系をめざす「選抜C」に所属し、効率よく受験準備ができました。たくさんの小テストのおかげで単語などの暗記物が身につきましたし、放課後や土曜日の進学講座があるので、学校内で受験用の高いレベルの授業を受けることもできました。もちろん、自分で必要だと思えば塾に通うこともありだと思いますので、私も、英語だけは塾に通っていました。

大学受験では、なかなか成績が上がらないで悩んだ時期もありましたが、そうなったとき、ヤケになったり焦ったりせず、冷静に自分のやるべきことに集中して取り組むようにしていました。そうやって大学受験を乗り越えてきた経験は、きっと司法試験をめざすうえでも役に立つと思っています。

H.N.さん

Profile

H.N.さん
慶應義塾大学法学部へ進学

2022年3月選抜C卒。弓道部に所属。風紀員会の委員長も務めた。高校1年次にインターナショナルプログラムで3カ月間、アメリカで生活し、現地の高校に通った。「印象に残っているのは授業で求められる発言の多さです。ほとんどがディスカッション形式の授業だったので、初めのうちは英語も聴き取れず、かなり辛かったです。慣れてくると多少は会話に参加できるようになり、ちょっと発言できただけでも楽しかったです」

なぜ淑与野へ?

家から乗り換え無しで行ける女子校だったので選びました(共学はいろいろと面倒(笑))。入学したときの印象は、「綺麗な学校だな〜」です。お嬢様学校というイメージがあったのですごく緊張していましたが、実際には決してそんなことはなくのびのびと過ごせました。

後輩にメッセージを

受験は結果がすべてなので、努力の成果が思ったように出なかったり、厳しいことを言われたりしてへこんでしまうこともあると思います。模試の結果はあくまで模試です。本番どうなるかは誰にもわかりません。大切なのは常に自分が今何をするべきか考えることです。友達の成績や他人の言葉に惑わされず最後まで自分を信じてください。応援しています!

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。