卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生N.S.さん

地域医療に貢献する
医師になりたい!

N.S.さん

天文学に興味があり、高校入学時には理工系学部への進学を考えていましたが、学校で、将来の進路や職業を考える機会があり、そんな中で「人を助ける」という仕事に魅力を感じて医師を目指すようになりました。

高校3年間を振り返って思い出されるのは、入学式の式辞で校長先生がおっしゃられた「この学校に入学したことも一つのご縁……」という言葉です。私は有名私大附属校をめざしていて、淑徳与野が第一志望ではありませんでした。もし、その第一志望校に進学していれば、医師をめざすこともなかったし、医学部を受験することもなかったはず。それを思うと、目先のことにとらわれず、自分の置かれた環境のなかで努力を続け、未来につなげていくことの大切さを感じました。

医学部は難易度も高いので、果たして自分が合格できるレベルに到達できるのか自信はなかったのですが、まずは現役で一回挑戦してみようという気持ちで取り組みました。一回やってみれば、1年浪人すれば何とかなりそうなのか、それともまったく歯が立たないのかの見極めができるだろう。無理だと思ったら、また別の学部に変更してもいい、と軽い気持ちで取り組みました。

医学部受験なので、専門の塾にも通いましたが、学校の先生方や家族の応援もあって運よく現役で合格することができてよかったです。

私の住む埼玉県北部地域は、人口に対する医師の比率が低いところです。将来は臨床医師として、地元地域の医療に貢献したいと考えています。

N.S.さん

Profile

N.S.さん
東京医科大学医学部へ進学

2023年3月選抜A(現T類理系)卒。「淑徳与野でよかったと思うのは、類型でクラスが分かれていて、3年間ほとんどクラス替えがないこと。自分と似た感性、感覚の人が集まっていて、話が盛り上がりやすいこと。スポーツ大会や文化祭の団結力も高く、仲のいい友達がたくさんできました」

なぜ淑与野へ?

自分の学力と試験問題の傾向で淑徳与野を選び、併願で受験しました。

後輩にメッセージを

高校受験で合格することはゴールではなく、将来までの通過点に過ぎないと思います。受かることだけを考えていると息苦しくなってしまうので、どんな高校生活を送りたいのか、淑徳与野で何をやりたいのか、といった自分の将来像を意識するとよいと思います。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。