卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生C.K.さん

世界の貧困や紛争の
解決につながる
活動をしたい!

C.K.さん

中学生のときに、1週間の海外研修でカナダに行ったことがあり、その時の楽しかった経験から、高校でもぜひ海外に行ってみたいと考えていました。アメリカ修学旅行やインターナショナルプログラムなどの国際交流プログラムがたくさんある淑徳与野を選んだのはそのためです。

高校1年の1月からの3カ月間、インターナショナルプログラムでアメリカ・ワシントン州のタコマという町でホームステイをしながら現地の高校に通いました。アメリカ人ファミリーと生活することや、アメリカ人高校生とのキャンパスライフを楽しみにして渡米したのですが、すぐに「甘かった」と感じることになりました。

授業は全部英語。宿題も毎日出ます。現地の生徒にとっては簡単な宿題でも、私にとっては難問。土曜・日曜も辞書をひきながら格闘しました。授業中には理解できないことがたくさんあるので、宿題だけはまじめにやらないといけないと思い、ホストファミリーにも手伝ってもらいながら、必死で取り組みました。

そんな中でも、音楽と数学の授業が楽しみでした。音楽は「言語の壁がない」ので、歌を歌ったり楽器を演奏したりして、本当にほっとする時間でした。意外だったのは数学です。アメリカの数学は、日本よりも少し進度が遅いようで、数学を苦手とする私でも簡単に理解できるような問題が多かったのです。スラスラと計算問題を解く私を見て、「日本人は、数学すごい!」と思われたみたいです(笑)。

大変なこともありましたが、結果的にはとても実りある研修でした。ホストファミリーや友達と上手く話せなかった悔しさから、帰国後はより一層英語の勉強に励むようになり、大学で本格的に英語を学びたいという進学動機にもつながりました。

将来は、身につけた語学力を生かして、世界の貧困や紛争の解決につながるような活動に携わって行きたいと考えています。

C.K.さん

Profile

C.K.さん
上智大学外国語学部へ進学

2022年3月S類卒。軽音学部に所属。聖歌委員会でも活躍。いちばんの思い出は高校3年生の文化祭。「コロナの影響で高校2年生の文化祭が中止になったため、高校3年生の文化祭が最初で最後のクラスで出し物をする機会でした。短い期間で仕上げなければなりませんでしたが、クラスみんなで協力して完成させたときはとても達成感がありました。当日も大盛況で嬉しかったです」

なぜ淑与野へ?

淑徳与野高校はレベルも高い印象で校舎も綺麗だったのに加え、修学旅行の行き先がアメリカだったことと、インターナショナルプログラムがあったところに惹かれました。

後輩にメッセージを

大学進学に向けて、勉強を習慣化することがいちばん大切だと思います。毎日同じタイムスケジュールを繰り返すことで勉強することが当たり前になり、安定した精神と勉強時間を得ることができます。自分自身の性格をしっかり理解してどうしたらストレスを溜めずに勉強し続けることができるかを考えることも大切です。息抜きを忘れずにしてください。将来みなさん自身が納得のいく進路に進めることを願っています。頑張ってください!

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。