卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生A.F.さん

メタバースの技術を使って
社会に貢献したい!

A.F.さん

淑徳与野に入学した当初は、「ワクワク」と「不安」が入り混じったような気持ちでした。勉強面では、用意されているプログラムがたくさんあって、どれから手をつけようかと選択に戸惑うようなこともありましたが、そんな時は「やらずに後悔しない?」と自分自身に問いかけて行動するようにしていました。勉強面でそういう緊張感がある反面、5つのステージごとに、文化祭やスポーツ大会などの行事が催されるため、自然と心のメリハリをつけて高校生活を送ることができたと思います。

ディベート部の活動にも一生懸命に取り組みました。私は小さな頃から同級生たちと楽しく会話することが得意ではなかったのですが、ディベートを通して相手の言っていることの真意を理解することの難しさを理解し、同時に、普段の会話の大切さや楽しさを感じるようになりました。普通に会話が楽しめる仲間たちに出会えた幸せな高校生活だったと言うこともできます。

そのディベート部が「ディベート甲子園」で決勝リーグに進出したことは、筑波大学の公募推薦入試においてアドバンテージにもなりました。また、「研究小論文」や「ビブリオバトル(自分が面白いと思った本を紹介しあって優劣を決めるゲーム)」などの教科外活動も、思考力や表現力を高めることにつながったと思います。

大学ではVRやメタバースなど、仮想空間について学びを深めたいと思っています。知識欲があっても近くに図書館がない、あるいは外出がままならない子どもが利用できるVR図書館を作ったり、過疎の村の小学校・中学校の子どもたちが仮想空間で都会の子どもたちと一緒に勉強したり。国内だけでなく、世界中の子どもたちとも繋がりを持つこともできます。子供たちにより多くの情報を届けられる環境を創出できるように大学でも頑張ります。

A.F.さん

Profile

A.F.さん
筑波大学情報学群へ進学(公募推薦)

2024年3月選抜B(現T類)卒。「高校時代の一番の思い出は北海道への修学旅行。中学までは団体行動が苦手だったのですが、初めてみんなと過ごす時間を心から楽しめました!」

なぜ淑与野へ?

学校見学やホームページで見た、学校の落ち着いた雰囲気と生徒たち(先輩)の表情が良かったので、きっと日頃の生活が充実しているのだなと思い、私もこの環境で勉強しようと決めました。

後輩にメッセージを

大学受験や自分の将来に対して不安になることがあるかもしれません。でも、そういう「不安」を相手にする必要はありません。大切なのは自分を見つめ、自分が何をしたいのか、何になりたいのかを考えることだと思います。淑徳与野には生徒のために努力を惜しまない先生や温かみのある仲間がたくさんいます。不安など放っておいて自然体でいきましょう。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。