卒業生Voice

メディアを通じて
インクルーシブな社会を
実現したい!

私は国立大学受験をめざしていたので、類型は5教科型受験に対応した選抜B(現T類)を選びました。最終的には、FIT入試という総合型選抜で慶應義塾大学の法学部に進学することに決めたのですが、その決め手になったのは、高校2年次に取り組んだ「研究小論文」です。
私が選んだテーマは「若者と政治」。16歳の環境活動家として知られるグレタ・トゥーンベリさんの影響で始まった「Fridays For Future」という若者のデモ活動を取り上げ、若い人たちの声がなぜ政治に取り上げられないのかを考えました。
研究小論文はテーマ選びから論文執筆、クラス・学年でのプレゼンテーションまで1年近くかかる取り組みです。テーマによってその分野を得意とする担当の先生が決まり、添削指導を受けながら論文を仕上げていきます。何となく「面白そうだから」と思って選んだテーマでも、時間をかけて関連書籍や資料を読み込み、論文として仕上げていく中で、自分がなぜこの問題と取り組んでいるのか、問題を解決するために何ができるのかと、自分のやりたいことを確認し明確にすることにつながりました。
志望大学選びの考え方も変わりました。偏差値で選ぶのではなく、「政治をしっかり学べるのはどこか」と考え、入試方式との相性も考慮して決めました。最終的に5教科型の一般入試は受験しなかったのですが、選抜Bのクラスに入ったことはすごく意味があったと思っています。文系科目から理系科目まで幅広く学び、他の国立大学に進学する友だちに負けないだけの学力を身につけたので、それが総合型選抜の課題論述や口頭試問にも役立ちましたし、これからの大学での学びや、メディアを通じて誰もが生きやすい“インクルーシブな社会”を実現したいという将来の夢にもつながると思うからです。
※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。
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