卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生Y.S.さん

日本と世界の架け橋となる
翻訳家になりたい!

Y.S.さん

語学に関心を持つようになったきっかけは高1の冬に「エンパワーメントプログラム」という企画に参加したことです。世界のいろいろな国から来日している留学生が淑徳与野に来てくださって、私たちとグループを組み、SDG'sやLGBTQなど、さまざまな社会問題について、「英語」で話し合いました。

ディスカッションでは母語が英語ではない方の英語にたくさん触れることができ、言葉だけではなく文化の違いによって話の内容が伝わりにくくなることも学びました。また、最終日のプレゼンテーションで、初めて大勢の人の前で英語を話す機会をいただき、つたない発音と乏しい語彙を披露するのは恥ずかしかったのですが、「もっと英語を勉強しよう!」と思うきっかけになりました。

もう一つのきっかけは、高2のときに英語を担当してくださった先生が、とても分かりやすく、自分の英語の理解度がどんどん高まっていることを感じたことです。英語が大好きになると同時に、さまざまな国の文化に興味を持つようになりました。

大学では、さまざまな言語を学び、またその国々を訪れ、私自身がマイノリティとなって生活してみたいと考えています。

今はAIの時代で、外国語の読み書きや日常の会話は、スマホ一つでできてしまいます。この時代に語学を学ぶのは、本当に心を通じ合うには人間の生の言葉が必要だと思うからです。ウクライナの問題をはじめ、世界にはさまざまな紛争や対立があり、苦しい思いをしている人がたくさんいます。

そういう人たちへの「思い」を伝えるには、機会ではなく、人間の生の言葉が必要だと思います。私は、通訳や翻訳などの仕事を通して、日本と世界の架け橋になりたいと考えています。

Y.S.さん

Profile

Y.S.さん
東京外国語大学言語文化学部へ進学

2023年3月選抜B(T類文系)卒。

なぜ淑与野へ?

学校説明会に参加して、校長先生の話の面白さと校舎の綺麗さに魅力を感じたからです。特に、校長先生のお話は、もう内容は覚えていませんが、「校長先生のお話なのに眠くならない!!」と聞き入ってしまった自分に驚いたことを覚えています(笑)。公立高校との併願受験をしましたが、説明会に参加した段階で「淑徳与野にいきたいな」と感じていました。

後輩にメッセージを

淑徳与野はこれから大学受験に向けて勉強に集中したいとか、予備校に通わないで大学受験したいという方には、すごくいい環境が整っている学校だと思います。長い長い受験生活ですから、成績が上がらなくて苦しかったり、自分の不甲斐なさに落ち込んだりすることもたくさんあると思います。けれど、目標に向かってした努力はきっと自分を助けてくれます。焦らず自分のペースで進んでいってください。

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。