卒業生Voice

My Future is Now 未来に向かって動き出した卒業生S.Y.さん

薬剤師になって、
安全な治験を考える
開発職で働きたい!

S.Y.さん

入学当初から女性でも活躍できる専門職として薬剤師をめざしていたので、3教科型で効率よく受験準備ができるS類(現R類)を選択しました。薬学部の指定校推薦枠がたくさんあったことも、選んだ理由の一つです(実際には指定校推薦型選抜は利用せず、公募型の推薦入試で受験しました)。

薬剤師の仕事について、高校入学当初は「白衣を着て、薬局で調剤する人」という単純なイメージを持っていたのですが、高校2年になって、いろいろ調べてみると、病院や薬局だけでなく、製薬会社で新薬の開発に関わる人もたくさんいることを知り、より一層魅力を感じるようになりました。

そのころからコロナ感染症が流行し、ワクチンの開発や治療薬の開発についてのニュースが伝えられるようになり、「薬を開発すること」の重要性と難しさを強く感じました。特に関心を持ったのが「治験」という仕事です。「治験」とは、新しいワクチンや薬を開発する際、その効果や安全性を確認するために行うさまざまなテストのプロセスのこと。いくら早くワクチンを使いたいと思っても、この「治験」で確認できなければ安心して薬を利用することはできません。

私は、薬剤師として、世界の人々が安心して利用できる薬を開発するための安全な「治験」を考える開発者になり、社会に貢献したいと考えています。

S.Y.さん

Profile

S.Y.さん
東京理科大学薬学部へ進学

2022年3月S類卒。吹奏楽部に所属。聖歌委員としても活躍。

なぜ淑与野へ?

初めて高校見学に行ったのが淑徳与野で、大きくて綺麗な校舎に一目惚れして、単願で受験しました。個別相談で対応してくださった先生や校舎内を案内してくださった先輩方の雰囲気がとても温かくて、親切な印象でした。

後輩にメッセージを

志望校合格に向けて頑張ってください。高校では授業のスピードがどの科目も早いので、私も入学当初は慣れるまで大変でした。しかし入試範囲を早く学び終えることができ、3年次には授業の中で入試問題演習を行なってくれるので、受験勉強にはとても役立ちました。毎日のように小テストがあったりして、大変なことも多いですが、苦難を一緒に乗り越えた仲間が一生の友達になります!

※このページの情報は、本校を卒業した時点のものです。